口内炎に歯磨き粉

痛いですよね

西野カナ

昨日、会社も休みだったので思い立ってUSJへ行った。

道中、西野カナEsperanzaを聴いた。この曲は、僕が西野カナの中で一番好きだ。

情熱的なまでに相手を思い、自分だけのものにしたいと恋敵に嫉妬し、希望を捨てきれず絶望するから好きだ。

この曲の歌詞に感情移入して、全力で歌ってくれるなら喜んでカラオケ代を出す。

そう思いながらUSJに着いた。

1年ぶりのUSJはすっかりクリスマスカラーだった。

バックトゥーザ・フューチャーは過去になり、今はより強いボスが好きなミニオンに生まれ変わっている。

スペースファンタジーも幸せなドリカムとコラボレーションしている。

そんなUSJに来て観ないわけにいかないのは天使がくれた奇跡だ。

歌とともに巨大なツリーが姿を変えるのは観ていて圧巻だった。

観ている人の幸せを少しずつ吸い取り輝く、海深くに生息する鯨のようだった。

天使がくれた奇跡が終わると、スペシャルゲストのアナウンスが入る。

スペシャルゲストは西野カナだった。

歌と共にツリーが自在に輝きを変える様は圧巻だった。

Dear Bride、トリセツ、手を繋ぐ理由と歌もまさに幸せいっぱい。周りからは歓喜の声。まさに平成の国民的女性ソロアーティストだ。

もちろん、僕も西野カナは好きだ。正直、身体が熱くなった。

誰かに西野カナを歌ってもらいたいと思っていたら、本人が歌ってくれたのだ。

ただ、僕が一番聴きたいのは嫉妬し、絶望する西野カナだったので、今でもまだ、Esperanzaを誰かに歌って欲しい。

幸せいっぱいの西野カナも好きだが、嫉妬渦巻くドロドロとした西野カナがもっと好きだ。